中折れハットをお洒落に被る事ができると、それだけでワンランク上のお洒落ができます。中折れハットとはどのような帽子を指すのか分からない方もいるので説明しておきます。中折れハットとは、その名の通り真ん中に凹みのある、正面から見た時にクラウンのM字型をしているシルエットの帽子です。日本語だと中折れハットとして大体ひとまとめにされていますが、本来は細かく分けられます。その一つはソフトハットというとても柔らかいフェルトで作られた帽子です。このタイプは被る前に手でつまみ凹みを作って被るので、真ん中や前側に独特の形状が作られていて、現在中折れハットと呼ばれている帽子は、このソフトハットの形状を由来にして作られている物がほとんどです。主に労働階級の帽子として親しまれてきました。

中折れハットの歴史はかなり古い

シルクハットやボーラーハットが上流階級の帽子として有名であった中、先述の通り中折れハットは労働階級の帽子として親しまれてきましたが、ファッションアイテムとしてはネクタイと同じくらい欠かせない物の一つでした。更にもう一つ中折れハットの種類でホンブルグというボーラーハットの真ん中を凹ませた形状の帽子がありますが、この帽子にはエピソードがあります。イタリアでタバコ会社の労働争議があった時に、その場にいた代議士が山高帽を被っていたのですが、争いの中で帽子ごと頭を殴られたので、真ん中が凹んでしまったのがこの帽子の始まりという話です。この代議士が名誉の帽子として凹んだボーラーハットを被り続けた事から、この帽子が西ドイツのホンブルグ地方で流行し、世界的に広まり普及したという事です。

中折れハットのお洒落な被り方をお教えします

その様に実は様々な種類がある中折れハットですが、どのように被るとお洒落なのか基本的なコーディネートを説明します。デザイン自体も多岐に渡る中折れハットは、その帽子の生地も色々とあります。キャンバス素材やフェルト生地、本革やデニムにツイード、レースや麦わらなども作られています。男性だけでなく女性でも被る事ができる中折れハットは、サイドのリボンで同じ帽子でもまた一味違う使い方もできます。コサージュやビッグリボンなど手持ちのアイテムを帽子に飾る事で、ガーリーなファッションにも合うようになるのです。もちろん着る洋服に合わせて中折れハットを購入するというのが一番良いのですが、なかなかファッションごとに帽子を揃えるのは難しいので、選ぶ際にはカジュアルな物やもしくは多少個性的であるデザインを選んでおくと、大体のファッションに合わせられるでしょう。